検査は品質保証という付加価値を生む
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
改善力を身に付けるために知ってほしい発想法の3つ目です。
*1つ目、管理者や改善リーダーは「働き」と「動き」の違いを知れ
*2つ目、実際にお金を生む仕事は20%しかない。
検査は品質保証という付加価値を生んでいる
ものづくりの面から言うと、
検査は付加価値を生まないととらえる見方が普通です。
しかし、私は品質保証の面から、検査は付加価値を生むととらえる。
昨日のエントリーでも解説した通り、付加価値とはお金を生むことである。
その理由は2つある。
1つは、検査は品質保証上絶対に必要である。
もう1つは、検査員のやる気を高めることである。
検査員に「あなたの仕事は付加価値を生んでいない」と言ったら、
やる気をなくしてしまいますよね。
コンサル現場でも「検査は付加価値を生んでいないのだから、不良を見逃すな!」
と言って、検査員のモチベーションを下げている管理者を沢山見てきました。
確かに、ものづくりの視点からは、検査は付加価値を生みません。
しかし、上記の2点から検査は付加価値を生むととらえることが
建設的理解ではないでしょうか。
だから、検査は顧客に不良を渡さないための重要な付加価値を生む仕事になります。