動作経済の原則 01
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
先日ある会社の現場改善会に参加しました。
あなたは「動作経済の原則」をご存知でしょうか。
これは、動作の在り方についての法則であり、
この原則に則った仕事は経済的であると言えます。
要は疲労が少なく、効率が良い仕事ができるということです。
現場改善では「動作経済の原則」に基づいて工程や作業を設計すると良いです。
もちろんデスクワークや家庭でも使えます。早速一つ目をご紹介しましょう。
距離を短くせよ
必要なものは近くに置くことです。
資材でも機械でも工具でも、ペンでもノートでも、
遠くにあれば、わざわざ動かなくてはなりません。
その時間も労力もムダです。
作業する人ができるだけ移動しないで済む配置が理想です。
生産性の高いものづくり・仕事には「距離を短くする」ことが欠かせません。
工程間の距離も可能な限り短くして下さい。
距離が長いとそれだけ運搬の時間や労力も要します。
人でもものでも、移動距離を縮めることができれば、それだけ効率は上がります。
資材置き場所と置き方、機械配置、工具の収納場所、運搬道具、…
あなたの工場の現状は最短距離になっていますか?
距離を短くする。これが動作経済の原則の一つ目です。