サイクルタイムとタクトタイムを区別せよ!
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
昨日に引き続き、本日も○○を区別せよシリーズです。
サイクルタイムとタクトタイムを区別せよ!
あなたの工場では、これらを区別して使用していますか?
サイクルタイム(CT)とは、一番早くつくる時間のことです。
例えば、1つの製品を組み立てるのに、2人で20分掛かっていたとします。
この時間がサイクルタイムです。
タクトタイム(TT)とは、納期に間に合う前提で、最小人員でつくる時間です。
2人で20分がサイクルタイムとすれば、
ダクトタイムは1人で40分でつくればよいことになります。
受注が多いときは、当然サイクルタイム=タクトタイムになり、
2人で20分でつくることになります。
納期に余裕があるときは、当然タクトタイムでつくります。
納期に余裕があるのに、サイクルタイムでつくったら、
多くの人員をかけ、早くつくり過ぎてしまいます。
したがって、サイクルタイムとタクトタイムを使い分ける力量が必要になります。