現場での問題の見つけ方を知れ
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
昨日は、今の管理者には不良やクレームを出さないために、
「予測力」が求められていて、訓練次第で鍛えることができる、
という話をしました。
それには現状の正しい認識が必要であり、
真の問題が何かを問いかけるということが訓練だと言いました。
本日は、もう少し具体的に解説します。
すぐに使わないものがあれば買い方に、
すぐに動かない仕掛品があれば作り方に、問題があると考えよ。
よくニュースで大きい事故が起こった後の現場検証で
「前々から予兆はあったが誰もそれを正しく認識せず放置していた。
その結果、事故につながった。」
という話をきくと思います。
工場においても全く同じことが言えます。全体的な問題は必ず現場に現れます。
しかし、担当者はそれが問題であると気づいていないことがほとんどです。
例えば、購買担当者は、部品を切らさないようにと、
多く買うことに罪悪感を感じていません。
また生産管理者も同様に多く作ろうとします。
このように、彼らは悪気なく全体的な問題を悪化させていることが多いです。
すぐ使わないものがあれば、買い方に問題がある。
すぐに動かない仕掛品があれば、作り方に問題がある。
この視点から、それらを小さいうちに、早く、現場で現物を発見し、
改善していかないと取り返しのつかないことになります。
え!もう取返しがつかない!と感じたあなた、
それには「しくみの改善」が必要です。
以下のエントリーをよく読んで、私達にコンサルを依頼して下さい。(笑)
*従来からの改善活動の問題点(1)-(4)は必見です。