検査の標準時間と品質保証の関係を知れ
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日は、検査時間と品質保証の関係について解説します。
標準検査時間の指示なくして品質保証はできない
結論から言うと、1個当たりの検査時間、
すなわち1時間に何個検査するかを定めない限り品質保証はできない。
これは当たり前のことです。
例えば、1個検査するのに3分かかるとします。
しかし、5分かかれば何か問題があったのであり、
一方で、1分で終われば手抜きをしていることになります。
このように正しい検査は定められた時間内にしっかりやることであり、
これが品質を保証させるのである。
ここに気づく必要がある。
今、ほとんどの工場の検査において、時間指示を出して検査をしていない。
かかった時間が検査時間になっている。これでは品質保証はできない。
品質保証と検査時間には密接な関係がある。
時間指示の重要性については、Coffee Break13(おばけ退治)も参照下さい。
“お金を生まない時間を『おばけ』と呼ぶ。
この『おばけ』を退治するには、時間を入れた作業指示をすることだ。“