検査ボックスで検査力向上を図れ
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
昨日は、ダブル検査は心のゆるみを生むという話をしました。
本日も検査の話をしましょう。
検査ボックスの価値を知れ
ボックス(箱)の中に製品を50個入れる。
その中に1個不良品(寸法はずれ、外観不良等)を入れておき、
この不良品を何分何秒で検出できるかで検査の力量、検査力を調べる。
時には、不良品を入れないで良品だけにしておき「良品だけです」
と答えられたら合格です。
FL法コンサルでは、検査力を向上させる方法として検査ボックスを有力な手段と考え、
活用してもらっています。
最も短い時間で不良個所を見つけた人が優秀な検査者である。
始業時、検査員にこの検査ボックスで検査させることで、検査感度が上がるのである。
検査ボックスの活用により、検査精度と検査速度はどんどん上がります。
ただの箱でも工夫次第では、検査の能力向上に有効は箱となる。
是非、お試しあれ。