たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

儲かる工場づくり“3ステップ” まとめ

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

ここで、3ステップをまとめておきましょう。

具体的な行動を起こす。

最初に具体的な行動を起こすことの重要性を解説しました。

その具体的な行動が、3ステップでしたね。

 

トップダウンの決断』なくして成功はない!

『専門家を上手く活用せよ』

『改善力ある人づくり』を目指して

 

これらから気づきを得るだけでも、工場改革は十分進められると思っています。

あなたの工場でも是非、行動してみて下さい。

 

私達のコンサル活動は、『改善力ある人づくり』がモットーです。

私は生産コンサルを目指して修行中ですが、

この『改善力ある人づくり』についての自分の解釈を簡潔に書いてみたいと思います。

 

『改善力ある人づくり』、これは師匠O先生の言葉です。

これは“ものづくりはひとづくり”である、ということです。

 

『ものづくりはひとづくり』は、トヨタをはじめ、パナソニック等、

多くの日本を代表するメーカーで使われています。

 

これは、ものづくりをきちんと進めようとすれば、

まずは、それに携わる人を育てなければならない、ということではないでしょうか。

 

最近のものづくりは、少し前の時代に比べて、極めて複雑になってきています。

したがって、まず人を育てないと、ものづくりができない。

ものづくりはひとづくり、の言葉の意義はここにあるのではないでしょうか。

 

また、ひとづくりは「人材育成」と表現しても良さそうですが、

人づくりもしくはひとづくりとすることで、情緒的な響きを与え、

聞き手に何となく、これは大切なことだ、

という連帯感を持たせる効果があるようです。

だから、多くの企業で「ひらがな」を使っているのではないでしょうか。

 

さて、最近のものづくりは、

極めて複雑でしかも巨大化する生産システム(人、設備、情報、環境…)です。

 

そこで、これらを上手く制御し、より一層良くしていくことができる

マネジメントが、現代の製造には必要であり、

そうしたマネジメント能力を備えた人材が求められていると思います。

 

すなわち、「改善力ある人づくり(ものづくりは人づくり)」の意味は、

 

ものをつくろうとすれば、

まず、優れたマネジメント能力を備えた人を育てなければならない

 

ということではないでしょうか。