Coffee Break84(これ知ってますか?03)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日もコーヒーブレークです。
連日、トヨタ方式推進12ヶ条を紹介しています。
①いいわけをしない
②パーフェクトを狙うな60点でよい、とにかく進めよう
③困らなければ知恵はでない
④できない説明よりできる方法を考える
⑤すぐやる[拙速]
⑥1年間はTPSをやってみよう、文句はそれからだ
⑦心配の先取りをするな
⑧時間は動作の影である
⑨神話をつぶせ[常識打破]
⑩儲けなき動きから、儲けを生む働きにかえよう
⑪改善は無限である
⑫カネを使うな知恵を出せ、知恵がなければ汗をだせ
1年間はTPSをやってみよう、文句はそれからだ。
(FL法は途中で中断するな)
私達の提唱する、FL法は、今までのものづくりを大幅に変えるため、
いくつかの“仕組み”を構築するのが特徴です。
FL法は、生産性25%アップを達成するまで、続けなくては成果が出ない。
しかし、中小メーカーの社長は、FL法で生産性が10%アップすると、
FL法をマスターしたと早合点して、中断してしまうケースがあります。
FL法を中途半端に中断すると、FL法導入前のやり方と、
FL法のやり方が共存して、工場が混乱してしまうのです。
多少生産性があがっても、次第に元のやり方に戻り、生産性も下がるのです。
すなわち、大きな仕組みの改善は、途中でやめると、
前より悪くなってしまう、と言うことを覚えておいて下さい。