たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

Coffee Break83(これ知ってますか?02)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

本日もコーヒーブレークです。

 

一昨日は、久々に師匠O先生のコンサルに同行しました。

そこで、トヨタ方式推進12ヶ条の話がでたので、昨日紹介しました。

pe-michanpapa.hatenablog.com

 

①いいわけをしない

②パーフェクトを狙うな60点でよい、とにかく進めよう

③困らなければ知恵はでない

④できない説明よりできる方法を考える

⑤すぐやる[拙速]

⑥1年間はTPSをやってみよう、文句はそれからだ

⑦心配の先取りをするな

⑧時間は動作の影である

⑨神話をつぶせ[常識打破]

⑩儲けなき動きから、儲けを生む働きにかえよう

⑪改善は無限である

⑫カネを使うな知恵を出せ、知恵がなければ汗をだせ

 

本日は、その内容を説明します。

 

“拙速”の意味、知ってますか?

 

拙(まず)くてもよいから速くやれ、ということではありませんよ。

速くやれば、拙いことが速くわかり、次のアイデアがすぐでるということです。

 

中小メーカーの管理者には「石橋を叩いて渡らない」人が多いです。

石橋を叩かないで、石橋を渡るくらいの意気込みが必要です。

この様に“巧遅”では改善は進みませんよ。

 

60点でもよいから“まず、やってみる”。

“心配の先取りをしない”で、“拙速”してみることです。

これもトヨタ生産方式の教えになります。

 

中小メーカーの管理者はとっかかりが遅すぎるのです。

よく、この“拙速”を理解し、速い改善の着手、速い改善を行いましょう。