たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

なぜ、今「改善リーダーが必要なのか?」 10

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

モノづくりは人づくり。

 

具体的には、工場を改善していける「改善リーダー」を創り上げることが、

変化の激しい時代を生きていく絶対条件になります。

キーワードは「常識打破」

 

pe-michanpapa.hatenablog.com

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本日も、改善リーダーが自分の殻を破り、改善力を身に付けるための、

具体的な内容を解説します。

多能工化教育のポイントを解説します。

 

教え方には秘訣がある!

 

監督者は部下の作業者へ

やってみせ」、「やらせてみせ」できるまで、これを繰り返す。

これは、山本五十六元帥の教えであり、作業者への技能習得の基本である。

 

今の監督者は、自分がラインに埋没していて、

とても部下の作業者へ教える時間すらないのが現状である。

 

まず監督者をラインから外すことが第一のステップとなる。

 

しかし監督者をラインから外ずしても、もう一つ大きな問題がある。

それは部下への技能を教える方法を訓練されていないことだ。

 

だから、監督者は自身が1つの技能を3年かかって体得したら、

部下の指導も3年かかると平気で言う。

 

ここが問題なので、とにかく早い速度で技能を体得させる訓練法を学ぶ必要がある。

 

ここでアドバイス

一つの作業で、すぐに覚えられるものと、そうでないものがある。

まずは、これを層別することだ。

直ぐに覚えられない作業には、調整作業を要するところである。

 

少し分かりにくいので、次回一例で説明します。