なぜ、今「改善リーダーが必要なのか?」 02
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日から、新連載です。
モノづくりは人づくり。
具体的には、工場を改善していける「改善リーダー」を創り上げることが、
変化の激しい時代を生きていく絶対条件になります。
キーワードは「常識打破」
さて、更に具体的に解説していきます。
常識打破は命がけで取組め
改善リーダーは、ただ現場で改善すればよいというものではない。
現場改善を通して、管理者の意識に変化を与えることが重要だ。
これは、師匠O先生の教えであり、
中小メーカー向けトヨタ生産方式を生み出すきっかけになった言葉である。
改善リーダーは、頭の固い上司(工場長や製造課長)に、
どれだけ発想を変えさせる行動をして影響を与えたか、が本当の役割になる。
従来の考え方がしみついている工場長に、生産性を上げるには、
「どういう考えで、どう行動しなければならないか」を考えてもらうことである。
従来は、工場長は部下の課長に指示を出し、やらせるとう感覚でしょう。
これではダメであり、工場長自ら、現場で改善するリーダーにならなければならない。
精神論ではあるが、常識打破に命がけで取組まなければならない。