Coffee Break71(前提を変えてみたら?)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日もコーヒーブレークです。
生産現場では色々な問題が日々起こっている。
「勘違い」「思い込み」「チェック漏れ」「確認不足」等、
多くの問題の要因は、人のミスによるものがほとんどではないでしょうか。
前提を変えてみたら?
あなたも、問題を再発させないように今後の対策を考えますよね。
その時の前提は「ミスをしないようにするには、どうすればいいか」である。
結局、事前に“しっかり”確認する、“必ず”チェックシートに記入する等、
対策前と変わりませんよね。
しかし、この前提をかえてみると、対策もガラッと変わるのです。
それは「ミスはするものだ、だからどうすればいいか」という前提です。
人間はミスをするということを受け入れてしまうのです。
その上で「ミスをしたくても、ミスができないような方法」を対策として考えます。
この発想は、私達の身近に応用されています。
例えば、
・車のエンジンはシフトがパーキングに入っていないと動かない
・電子レンジのスタートボタンは、扉が閉められていなければ押せない
この発想は、カイゼンにも大変有効です。
対策案に行き詰まったら、是非、前提を変えてみて下さい。
今までと違った対策が出てくるでしょう。