クレームや社内不良を減らしたければ、常識の逆をやれ (8)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
FL法コンサルでは「社内不良を減らしたいなら“QC手法の勉強”をやめなさい」
と言います。
なぜ?と思われたあなたは、品質管理の考え方が間違っているのです。
大衆の逆をやれ!大衆は常に間違っている!
でも、大丈夫です。
この連載で、間違った品質管理の考え方を正していきます。
師匠O先生の大好評セミナーが今週(10/12,18)に開催されます。
本ブログはその前の予備知識的な内容ですが、
この連載を読んでセミナーに参加すれば、
あなたは、革新的な品質管理を深く学ぶことができるでしょう。
社内不良を減らしたければ“QC手法の勉強”なんてするな
こう言うと「QC手法の勉強の何がいけないのですか」と言う人がいます。
この考えは一見論理が通っているようですが、間違っています。
しかも、ものづくりの本質を理解していません。
まずは、以下の図を見て下さい。
正しい作業をインプットとすれば、
製造プロセスを通してアウトプットされるものは、良品のみとなります。
不良品はつくられませんよね。
これから分かるように、良品は正しい作業の結果である。
そして、QC手法は概して不良になった場合の結果の分析です。
これでは遅いのです。お分かり頂けたでしょうか。