たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

クレームや社内不良を減らしたければ、常識の逆をやれ (6)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

FL法コンサルでは「社内不良を減らしたいなら“不良の原因究明”をやめなさい

と言います。

なぜ?と思われたあなたは、品質管理の考え方が間違っているのです。

大衆の逆をやれ!大衆は常に間違っている!

 

でも、大丈夫です。

この連載で、間違った品質管理の考え方を正していきます。

pe-michanpapa.hatenablog.com

 

師匠O先生の大好評セミナーが今週(10/10,12,18)に開催されます。

http://www.omi-con.com/

 

本ブログはその前の予備知識的な内容ですが、

この連載を読んでセミナーに参加すれば、

あなたは、革新的な品質管理を深く学ぶことができるでしょう。

 

社内不良を減らしたいなら“不良の原因究明”をやめなさい

 

この話をすると「どういうこと?」と皆さん思います。

あなたもそうでしょう。

 

例えば、ある製品を100本製造して、3本不良品が発生したとします。

このとき、管理者であるあなたは、なぜ3本不良が出たのかを問いかけ、

原因を追究します。

 

しかし、ここで重要なことは、100本中、97本は良品ができている事実です。

3%の不良とは、97%は良品ができている。

 

この情報を活かしてみませんか。(97%は良品である)

そこで、3本の不良が出る場合と、良品97本が出る場合の

「つくり方の違い」を見つけていきます。

 

原因の追究ではなく、つくり方の違いに着眼する。

これが、不良の原因追及をやめて、つくり方の違いに着眼する意味です。

(バラツキに着眼した不良低減アプローチである。過去エントリー参照)

 

pe-michanpapa.hatenablog.com

 

これは、KI法といって、磯部邦夫先生が確立した方法です。

師匠O先生もお勧めの不良低減アプローチである。

 

もう一度言いますよ。

原因追及でなく、つくり方の違いに着眼せよ。