Coffee Break66(工場経営は独自のやり方では通用しない!)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日はコーヒーブレークです。
突然ですが、日本の製造業を取り巻く環境は、年々厳しさを増すばかり。
工場にいるあなたも、日々実感されているのではないでしょうか。
コンサル現場で強く感じるので、共有しておきましょう。
顧客からの値引き要求、短納期要求、小ロット化、多品種化等、
今までのやり方を続けて、利益確保ができる状況でしょうか?!
もし、あなたの工場が今まで通りのやり方で利益が出ているのであれば、
逆に危ないと考えた方がよいでしょう。
たまたま今の顧客に恵まれているから利益が出ている。
その可能性が極めて高いのではないでしょうか。
でも、その恵まれた環境が変わったら、あなたの工場は利益を確保できますか?
ある工場の話です。
創業以来赤字は一度もありませんでした。
しかし、今季初めて赤字を計上し、社長は相当同動揺したのです。
勿論、自信がありました。社長曰く、
「今まで通りいい仕事をしている。納期遵守、高品質、顧客から高い評価を得ている」
だからこそ「何をどう改善したらいいか」と悩んで、
工場指導を受けることにしたのです。
その結果、1年で黒字化、2年で過去最高益を達成するまでに生まれ変わったのです。
そこで、はじめて気づいたのです。
「これからの時代、独自のやり方ではとても通用しない!」