たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

クレームや社内不良を減らしたければ、常識の逆をやれ (3)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

FL法コンサルでは「検査員の検査力を向上させる簡単な方法がある

と言います。

難しいのでは?と思われたあなたは、品質管理の考え方が間違っているのです。

大衆の逆をやれ!大衆は常に間違っている!

 

でも、大丈夫です。

この連載で、間違った品質管理の考え方を正していきます。

pe-michanpapa.hatenablog.com

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師匠O先生の大好評セミナーが来月(10/10,12,18)に開催されます。

http://www.omi-con.com/

 

本ブログはその前の予備知識的な内容ですが、

この連載を読んでセミナーに参加すれば、

あなたは、革新的な品質管理を深く学ぶことができるでしょう。

 

検査員の検査力は経験だけじゃない、トレーニングで上げられる!

 

昨日は、ダブル検査は心のゆるみを生むという話をしました。

本日は検査員のトレーニングの話をしましょう。

 

ボックス(箱)の中に製品を50個入れましょう。

その中に1個不良品(寸法はずれ、外観不良等)を入れておき、

この不良品を何分何秒で検出できるかで検査の力量、検査力を調べます。

 

時には、不良品を入れないで良品だけにしておき「良品だけです!」

と答えられたら合格です。

 

FL法コンサルでは、検査力を向上させる方法として検査ボックスを有力な手段と考え、

活用してもらっています。

最も短い時間で不良個所を見つけた人が優秀な検査者である。

始業時、検査員にこの検査ボックスで検査させることで、検査感度が上がるのである。

 

検査ボックスの活用により、検査精度と検査速度はどんどん上がります。

 

ただの箱でも工夫次第では、検査の能力向上に有効は箱となる。

検査ボックスの価値を知れ!