工場管理の新常識 間違いだらけの15の視点 12
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
工場管理がうまくいかないのは、あなたの常識が間違っているからだ!
ということで、連日1つずつ解説しています。
師匠O先生が説明するセミナーが今月開催されます。(9/20@東京)
従来のやり方に限界を感じ、革新的な工場管理を学びたいあなたは是非!
「原材料倉庫を常に満杯にしておけ」は間違い
資材発注責任者は、部材が欠品すると問題なので、
どうしても部材を余計に発注する傾向があります。
以前のエントリーでも紹介しましたが、
「自分のお金で買うとしたら、このような買い方をするか」
と問いかけることが重要です。
ほとんどの購買責任者は「こういう発注はしません」と本音の返事をします。
これは、元GEの購買部長マイルド・ローレンスの言葉であり、
資材発注の金言です。
資材管理では、欠品しないことと、最小の購入量を要求しています。
私達の指導では、ときどき欠品するのが正常とアドバイスします。
必要量だけ発注していたら、欠品もするという根拠からです。
原材料が欠品するのは、実は「正常」なことなのです。
購買の最高責任者は、
自分のお金で買うとしたら、どうするかの指導ができなければならない。