たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

工場管理の新常識 間違いだらけの15の視点 02

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

工場管理がうまくいかないのは、あなたの常識が間違っているからだ!

ということで、昨日から1つずつ解説しています。

 pe-michanpapa.hatenablog.com

  

師匠O先生が説明するセミナーが来月に開催されます。

従来のやり方に限界を感じ、革新的な工場管理を学びたいあなたは是非!

http://www.omi-con.com/

 

「ロット合併が知恵だ」は間違い

 

今週A製品を100個納入、翌週同じA品を200個納入する場合、

300個まとめて作ることをロット合併と言います。

 

多くのメーカーはこれを知恵だととらえています。

この根源は、段取回数を減らせることにあります。

 

ロット合併が数点ならいいが、多くの製品に適用してしまうと、

翌週納入すべき製品が入らなくなり、納期遅延をいう副作用を起こしてしまいます。

 

そもそも、段取回数を少なくするという発想が間違いであり、錯覚です。

まずは、段取時間を半分にする発想が必要になります。

 

なるべく小ロット(出荷単位)で作るのがトヨタ生産方式の神髄です。

「段取時間の短縮に始まり、段取時間の短縮に終わる」

 

段取時間の短縮のコツは、次回解説します。お楽しみに。