たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

徹底したムダとりに潜む盲点に気づけ! 01

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

「徹底したムダとり」は改善の基本であり、トヨタ生産方式の根幹である。

 

ムダとりは目標達成のための手段だ

 

ここで注意しなければならないことは、

「ムダとり」は目標達成(リードタイム短縮や生産性向上)

のための手段であることだ。

 

ものづくりの改善には、まず目標ありきなのである。

この視点に立ってムダとりの意味の再点検が必要である。

 

多くの人は、ムダとりが目標あり、

このムダとりの結果として生産性が向上すると考えている。

 

これは、ある意味真理に思えるが、ムダとりの正しい考え方ではない。

これは盲点である。

 

工場には、目で気づく多くの小さなムダがある。

これらの小さいムダをいくらとっても生産性向上には響かない。

これは塵も積もれば塵ということになる。

 

明日から、ムダとりの盲点と改善点に触れていきます。