技術士による工場の生産性向上講座

たった90日であなたの工場が黒字化する方法

改善の副作用を知れ!二律背反の法則 01

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

改善の副作用と言われてもピンとこないかもしれません。

本日と明日の2回に分けて解説します。

 

二律背反とは?

 

工場においては二律背反の現象が多いです。

二律背反はトレードオフとも呼ばれ、

一方をよくすると、別の面が悪くなってしまうような関係のことを言います。

 

例えば、自動車保険で保障内容を充実させると安心できますが、

一方で月々の保険料は高くなるといった関係です。

 

改善活動でも、ある部分を改善すると、別の部分に悪影響が出てしまうことがあります。

工場には、この二律背反が多く見られます。あなたの工場でもあるはずです。

 

①社内不良とクレームの関係

クレームを減らすには、社内の検査精度を高めて

外部に漏れないようにする必要があります。

 

その結果、社内で発見される不良の件数は増えます。

(過去のエントリーを参照)

pe-michanpapa.hatenablog.com

 

②部材の欠品と在庫量の関係

部材の欠品を防ぐには、部材を多めに持てばよいです。

しかし、そうすると部材在庫はどんどん増えてしまいます。

 

逆に、部材在庫を減らすと、部材が欠品する可能性が高くなります。

 

③材料発注量と単価の関係

部材を購入する際、発注量を増やすと単価が下がり、

発注量を減らすと単価が上がります。

 

どうでしょうか?あなたの工場でも同じですよね。

明日は図で考えてみます。お楽しみに。