たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

顧客に近い所から「物申す」せよ!

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

本日は雪の中、ある工場の出荷現場を見ていました。

 

工場の出荷なんて「つくったものを運ぶだけだろ」と思っていませんか?

それは大変な誤解です。

工場において、顧客に近い所は出荷現場です。

 

顧客に近いところから「物申す」(整理・整頓)せよ!

 

本日は何時と何時にトラックが来て何を運ぶのか、

中小メーカーでは、この当たり前のことが把握できていません。

 

出荷便毎に、出荷リストと出荷製品が「物申す」できていません。

*物申す:出荷担当者に聞かなくてもわかること)

 

つくったものを運ぶのではない、運ぶものをつくれ!

 

これも物流に関するトヨタ生産方式の教えです。

JITは、運ぶものをつくります。

 

多くの工場では、トラックが来ても、

いまだ製造が終わらず、トラックを待たせている状態です。

これが「つくったものを運ぶ」です。

 

出荷便毎の出荷リストと出荷品が揃っている状態を、

出荷担当者に聞かなくては分からない状態は、物申すされていないのです。

 

物申すという考え方は「FL法」の根幹であり、非常に重要です。

物申すについては、過去のエントリーをご覧ください。

pe-michanpapa.hatenablog.com