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技術士による工場の生産性向上講座

Coffee Break15(アインシュタインの思考法)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

本日は、アインシュタインの思考法を紹介します。

 

アインシュタインの思考法

 

師匠O先生がコンサル現場でよく使うので、少し共有したいと思います。

アルバート・アインシュタインは、ノーベル物理学賞を受賞した物理学者であり、

20世紀で最も偉大な発見と言われる「相対性理論」で知られています。

 

そしてその思考法は改善にも役に立つので、いくつか紹介しましょう。

 

・新しいやり方を発見しなければならない

・今、解こうとしている問題は、今、やろうとしている方法では解けない

・問題を書き出せ、難しい点を25字で書け

・失敗したら処刑させるくらいの気持ちでやれ

・正しい質問がなければ、正しい答えを見極めることはできない

 

等々、色々ありますが…

 

『正しい質問は正しい答えを導く』という考え方が私は好きです。

質問と答えはセットになっていて、質問の質が答えの質を決めるってやつです。

 

優れたアイデアを生み出す人は、優れた質問をしています。

例えば、ものを運ぶ際の運搬を効率化したい場合、

ほとんどの人は「どう運搬するか?」と質問しますよね。

すると答えは、運搬の方法や道具になってしまいます。

結果として、運搬時間の短縮の改善になります。

 

もちろんこれでも良いのですが、アインシュタインの思考法でやってみます。

『なぜ運搬するのか?』

すると答えは運搬の必要性や目的になります。

結果として、運搬をしない(運ばない)改善になります。

 

普通の質問ではこういった改善になりませんよね!

 

改善に行き詰まったら、質問を変えてみる。

 

アインシュタインは当時の常識を根底から覆すような発見をしたが、

そのきっかけはシンプルな質問でした。

「もし、鏡から自分が光の速度で離れたら、鏡に自分の顔は移るだろうか?」

この素朴な質問から世紀の大発見が生まれたのです。

 

私にはこんなことはできませんが、改善にはこの発想を活かしたいです。

「失敗したら処刑させるくらいの気持ちでやれ」もコンサルではよく使います。