たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

見えないものを見えるようにする方法 (4)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

本日は作業の見える化について考えてみます。

 

多品種少量生産の肝は、作業の見える化にあり

 

ある工場では、いつも作っている製品ならスムーズに生産できるが、

数カ月に一度の久しぶりに作る製品になった途端、

設計図面を見ながら、まるで素人集団になってしまいます。

でも、これはほとんどの工場で見られる光景ではないでしょうか。

 

「もう一度生産する」ことを前提に作業の見える化をしていないことが原因である。

 

数年前に一度だけ作ったことがあるなら、前回のやり方を繰り返せば作れるはずです。

したがって、最初の生産時にその時「ベストなやり方」を時間が掛かっても見出し、

記録しておくことが重要になります。何事も最初が肝心です。

 

具体的には、組立順に部品を並べる入れ物を造ったり、工程を動画や写真で記録したり、

実物大で部品の位置を形跡表示したものを造ったり、次に活かす工夫をします。

最近の技術を上手く使ってみましょう。

pe-michanpapa.hatenablog.com

 

少量品の生産にこそ、ものづくりの実力が現れる。