たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

Coffee Break 5(結果は原因で決まる2)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

数週間前に人生初めての虫歯が見つかり、

正しハミガキの仕方を教えてもらいました。

(その時のエントリーはこちら)

pe-michanpapa.hatenablog.com

 

実は、その際に歯肉炎(歯茎から出血する)も見つかり、

これも正しいハミガキをすれば、症状が改善するとのことでした。

 

あれから数週間が経ちました。正しいハミガキを継続したお陰で、

歯の状態がめちゃくちゃ良いです。

虫歯は見当たらないし、出血していた歯茎もすっかりピンク色の健康な状態です。

 

自分の体の管理も、ものづくりも同じですね。

 

正しい作業(製造条件・手順)をインプットとすれば、

製造プロセスを通してアウトプットは良品のみになります。

(図 結果は原因で決まる)不良品はつくれないのです。

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図 結果は原因で決まる

すなわち、良品とは正しい作業の結果になります。

 

一方、現場で製造の責任者から質問を受けるのは、

「作業者が標準書通り作業をやらないで、不良品を出してしまうのですが、

 どうしたらよいですか」です。

 

実は、この問いの中に不良品が減らない理由が潜んでいます。

そして「これを考えるのが製造の管理者の役割ではないですか」と答えます。

 

作業者が標準書通りにやらないのは、

守れる標準になっているのか、または守るまで教育訓練をしていないか

のいずれかなのです。

 

ちなみに、私は娘に正しいハミガキの仕方を訓練中です。

 

製造の責任者がこのような質問をすること自体「異常」です。

(*不良・クレームは管理者の責任!は別の機会に詳しく解説します。)