Coffee Break 5(結果は原因で決まる2)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
数週間前に人生初めての虫歯が見つかり、
正しハミガキの仕方を教えてもらいました。
(その時のエントリーはこちら)
実は、その際に歯肉炎(歯茎から出血する)も見つかり、
これも正しいハミガキをすれば、症状が改善するとのことでした。
あれから数週間が経ちました。正しいハミガキを継続したお陰で、
歯の状態がめちゃくちゃ良いです。
虫歯は見当たらないし、出血していた歯茎もすっかりピンク色の健康な状態です。
自分の体の管理も、ものづくりも同じですね。
正しい作業(製造条件・手順)をインプットとすれば、
製造プロセスを通してアウトプットは良品のみになります。
(図 結果は原因で決まる)不良品はつくれないのです。
すなわち、良品とは正しい作業の結果になります。
一方、現場で製造の責任者から質問を受けるのは、
「作業者が標準書通り作業をやらないで、不良品を出してしまうのですが、
どうしたらよいですか」です。
実は、この問いの中に不良品が減らない理由が潜んでいます。
そして「これを考えるのが製造の管理者の役割ではないですか」と答えます。
作業者が標準書通りにやらないのは、
守れる標準になっているのか、または守るまで教育訓練をしていないか
のいずれかなのです。
ちなみに、私は娘に正しいハミガキの仕方を訓練中です。
製造の責任者がこのような質問をすること自体「異常」です。
(*不良・クレームは管理者の責任!は別の機会に詳しく解説します。)