たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

Coffee Break 4 (ヒューマンエラーで処理するな)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

本日は、コンサル現場の話をします。

 

皆、大好き?!ヒューマンエラー

 

 不良が発生したとき、

ヒューマンエラーとして処理してしまうケースが非常に多いと感じています。

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何でも、ヒューマンエラー、ヒューマンエラー…、耳タコです。

管理者のあなたは、よく使う言葉ではないでしょうか。

 

問題は、ヒューマンエラーだから仕方ないと

それ以上考えなくなってしまうことなんです。

 

師匠O先生はこのように指導します。

 

・作業者の技能力が向上するに従って、ヒューマンエラーは減少する

囲碁や将棋のプロ棋士はミスが少ない。

    これは力量が上がるとミスが少なくなることを証明している。

・この原理は作業者の力量が上がるにつれてミス(ヒューマンエラー)

    は減ってくることに通ずる。

 

これが事実だ。

 

確かに、前日に深酒したり、家庭騒動があれば気持ちが乱れて、

ミス(ヒューマンエラー)を起こしやすくなる傾向はあります。

(工場勤務時代に私も身をもって経験しています。)

 

しかし、プロの作業者はこのような状況の中でも

冷静に仕事を進める気持ちが重要であり、この「気持ち」も力量である。

 

私達のコンサルではこう考え、作業者にヒューマンエラーの防止指導をしています。

 

技能力アップがヒューマンエラーを激減させるのは真実の法則である。

 

ものづくりにおいて発生する問題を単にヒューマンエラーだけで処理することは

望ましくありません。