Coffee Break 4 (ヒューマンエラーで処理するな)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日は、コンサル現場の話をします。
皆、大好き?!ヒューマンエラー
不良が発生したとき、
ヒューマンエラーとして処理してしまうケースが非常に多いと感じています。
何でも、ヒューマンエラー、ヒューマンエラー…、耳タコです。
管理者のあなたは、よく使う言葉ではないでしょうか。
問題は、ヒューマンエラーだから仕方ないと
それ以上考えなくなってしまうことなんです。
師匠O先生はこのように指導します。
・作業者の技能力が向上するに従って、ヒューマンエラーは減少する
これは力量が上がるとミスが少なくなることを証明している。
・この原理は作業者の力量が上がるにつれてミス(ヒューマンエラー)
は減ってくることに通ずる。
これが事実だ。
確かに、前日に深酒したり、家庭騒動があれば気持ちが乱れて、
ミス(ヒューマンエラー)を起こしやすくなる傾向はあります。
(工場勤務時代に私も身をもって経験しています。)
しかし、プロの作業者はこのような状況の中でも
冷静に仕事を進める気持ちが重要であり、この「気持ち」も力量である。
私達のコンサルではこう考え、作業者にヒューマンエラーの防止指導をしています。
技能力アップがヒューマンエラーを激減させるのは真実の法則である。
ものづくりにおいて発生する問題を単にヒューマンエラーだけで処理することは
望ましくありません。