ステップ3 『改善力ある人づくり』を目指して (3)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
今回は、改善力ある人づくりのまとめです。
利益を生み出す工場とは何か!?よくよく考えると工場という実体はなく、
工場で働く人は利益を生み出す仕事ができるか!?ということに集約されます。
そうです、人なんです、全ては人にあります。
(以前のエントリーでも、”人”の重要性を解説しました。)
これまで沢山の工場を見てきましたが、結局のところ、
モノづくりとはヒトづくりであることを実感しています。
利益は、結果であり、利益を生み出すには、利益を生み出せる人を育てるしかなく、
まさにこれが経営の原点ではないでしょうか。
工場においては、改善力ある人づくりが必要です。
この改善力とは、問題を発見する力、そして問題を解決する力を指します。
すなわち、自ら工場を観察し、問題を発見し、解決してしまう人を
一人でも多く育てていくことが、モノづくり工場が目指すべき道なのです。
この視点を大切にし、知恵を出し、汗を流しながら、
経営者がリーダーとなり工場を変えていく姿勢があれば、
どんなに世の中が変わっても、必ず利益が出る強い工場になっていきます。